相続財産

法律に関すること

相続のリスクヘッジ!限定承認のススメ

- 限定承認とは-# 限定承認とは人が亡くなると、その人が残した財産(預貯金や不動産などのプラスの財産)と借金(住宅ローンや未払金などのマイナスの財産)は、相続人と呼ばれる人に引き継がれます。この手続きを相続と言いますが、相続する財産よりも借金のほうが多い場合、相続人は多額の借金を背負うことになってしまいます。このような事態を防ぐために、民法には「限定承認」という制度が設けられています。限定承認とは、亡くなった方の財産のプラスとマイナスを全て把握する前に、相続をするかどうかを決めることができる制度です。相続人は、プラスの財産とマイナスの財産の調査を行い、その結果に基づいて相続するか放棄するかを選択することができます。もし、相続する財産よりも借金のほうが多い場合でも、限定承認をすれば、相続した財産の範囲内だけで借金を返済すればよいと決めることができます。つまり、自分の財産を減らしてまで、亡くなった方の借金を返済する必要がないということです。限定承認は、相続人が自己の財産を守るための有効な手段となります。ただし、限定承認の手続きには期限や方法などが定められていますので、専門家である弁護士や司法書士に相談することをおすすめします。
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遺産分割で揉めないために:基礎知識と3つの分割方法

- 遺産分割とは遺産分割とは、亡くなった方が残した財産を、誰がどのくらい相続するかを決める手続きのことです。この財産のことを「遺産」と呼びますが、遺産には、現金や銀行預金、土地や建物などの不動産、株式や自動車など、プラスになる財産だけでなく、借金などのマイナスの財産も含まれます。遺産分割は、基本的には故人の意思を尊重し、相続人全員が納得できる形で進めることが重要です。遺産を残した方が遺言書を作成している場合は、その内容に従って遺産分割を行います。遺言書がない場合は、相続人全員で話し合い、誰がどの財産を相続するかを決定します。遺産分割協議がまとまらない場合は、家庭裁判所に調停を申し立てることができます。調停でも解決しない場合は、家庭裁判所の審判によって遺産分割が決定されます。遺産分割は、相続人にとって重要な手続きです。遺産の状況や相続人の関係性によって、手続きが複雑になる場合もあるため、事前に専門家に相談するなどして、適切な対応をするようにしましょう。
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相続の基礎知識:被相続人とは?

「被相続人」とは、亡くなった人のことを指す法律用語です。言い換えれば、遺産を遺した人のことです。私たちは普段、「故人」や「亡くなった方」といった表現を使いますが、法律の世界では「被相続人」と定義されます。被相続人が亡くなることで、「相続」という手続きが発生します。相続とは、被相続人の財産や権利義務を、配偶者や子供などの親族が引き継ぐことを指します。つまり、被相続人は、自分の財産や権利義務を誰にどのように受け継がせるかを決定する権利を持つと言えるでしょう。被相続人の範囲は、民法で定められています。具体的には、亡くなった時点で生存していた人だけでなく、胎児も含まれます。ただし、胎児は生きて生まれてこなければ、被相続人になることはできません。相続は、誰にとっても身近な問題です。被相続人の定義や相続に関する基礎知識を身につけておくことは、いざというときに役立つでしょう。