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ライプニッツ方式:逸失利益の算定方法

- ライプニッツ方式とはライプニッツ方式とは、事故や災害などによって将来得られなくなるはずだった利益、つまり逸失利益を、現在の価値に置き換えて計算する方法のことです。 人生には、病気や事故などの予期せぬ出来事がつきものです。これらの出来事によって、それまで通りの仕事ができなくなり、収入が得られなくなってしまうケースも少なくありません。このような場合、本来であれば将来にわたって得られていたであろう収入は、逸失利益として損害賠償の対象となります。しかし、将来得られるはずだった収入を、そのまま現在の損害額として扱うことは適切ではありません。なぜなら、お金には時間的な価値が存在するからです。例えば、10年後に受け取る100万円と、今すぐに受け取る100万円では、運用益などを考えると、今すぐ受け取る100万円の方が価値が高いと言えます。そこで用いられるのがライプニッツ方式です。この方式では、将来受け取るはずだった収入を、一定の利率で割り引くことで、現在の価値に換算します。この時の利率は、「中間利息控除率」や「ライプニッツ率」などと呼ばれ、過去の判例などを参考にしながら、ケースバイケースで決定されます。交通事故や労災事故などによって、将来の収入を得る機会が失われてしまった場合、このライプニッツ方式を用いることで、より適切な損害賠償額を算出することが可能となります。