元本保証の落とし穴

保険を知りたい
先生、「元本保証」ってどういう意味ですか?

保険の研究家
いい質問だね! 元本保証とは、例えば100万円を投資したら、必ず100万円は戻ってくる仕組みのことだよ。 預金も元々は元本保証があったんだけど、今は少し違うんだ。

保険を知りたい
え、そうなんですか? 預金は必ずお金が戻ってくるんじゃないんですか?

保険の研究家
今は銀行が万が一倒産した場合、預金保険機構が1000万円までしか保証してくれないんだ。つまり、1000万円を超える預金は、全額戻ってこない可能性もあるんだよ。
元本保証とは。
「元本保証」とは、お金を増やすための商品にお金を預けた時、必ずはじめに預けた金額が戻ってくることを言います。元本が保証されるということは、一般的には、預けたお金が減る危険性がないことを意味します。しかし、その反面、お金が増える量は少なくなります。銀行にお金を預けることも、昔は元本保証の代表的な例でしたが、銀行が倒産した場合、預金保険機構が1,000万円までしか保証しないことになったため、1000万円を超える部分は保証されません。これは、預金者を保護するための制度が変わったためです。
元本保証とは

– 元本保証とは 投資の世界でよく耳にする「元本保証」。これは、投資したお金が運用によって減ることがなく、必ず戻ってくることを意味します。つまり、投資によって利益が出なかったとしても、最初に投資した金額は保証され、損をすることはないということです。 例えば、100万円を元本保証の商品に投資し、運用結果がマイナス5%だったとします。元本保証がない場合は、100万円が95万円になってしまいますが、元本保証があれば、運用結果に関わらず100万円が戻ってきます。 このように、元本保証は投資初心者の方にとって、リスクを抑えて投資を始められる安心感があります。しかし、元本保証の商品だからといって、必ずしも利益が出るわけではありません。むしろ、元本保証であるがゆえに、運用による利益は限られる場合が多く、低金利時代の現在では、預貯金とそれほど変わらない利回りとなるケースも見られます。 元本保証の有無は、投資判断の重要な要素の一つですが、元本保証の商品にもメリットとデメリットがあることを理解しておく必要があります。
元本保証のメリット

{元本保証}とは、まさに文字通り、投資した元本が保証されていることを意味します。つまり、市場の状況が悪化したとしても、投資した金額を失うリスクがないのです。 これは、株式投資や投資信託といった、価格の変動によって利益や損失が発生する金融商品とは大きく異なる点です。これらの商品は、場合によっては元本を大きく割り込んでしまうリスクも孕んでいます。一方、元本保証の商品であれば、値下がりリスクを気にすることなく、安心して投資することができます。 また、元本保証商品は、将来の資金計画を立てる上でも非常に有効な手段となります。満期時に受け取る金額が確定しているため、まるで定期預金のように、将来のライフイベントに必要な資金を計画的に準備することができます。例えば、子供の教育資金や住宅購入資金など、長期的な視点で資金を準備したい場合には、元本保証商品は最適な選択肢の一つと言えるでしょう。
元本保証のデメリット

– 元本保証の落とし穴 一見すると魅力的に思える「元本保証」という言葉。しかし、保証には必ずその分の対価が存在することを忘れてはいけません。元本保証商品には、預金や債券などと比べてリターン(運用益)が低く設定されているという大きなデメリットが存在します。 なぜなら、金融機関は投資家に対して元本保証を行う代わりに、預かったお金を大きく増やすような運用を行わないからです。元本を減らさずに利益を上げることが最優先となるため、当然ながら積極的に利益を追求することはできません。 さらに、インフレリスクも忘れてはなりません。インフレとは、モノやサービスの値段が全体的に上昇する現象です。仮に元本が保証されていても、インフレによって同じ金額で買えるものが減ってしまえば、実質的には資産価値が目減りしていることになります。 つまり、元本保証商品は安全性が高い反面、資産を増やすという点においては不利と言えるでしょう。投資には常にリスクとリターンのバランスが重要です。元本保証商品を選ぶ際は、その点を十分に理解した上で判断する必要があります。
銀行預金の落とし穴

– 銀行預金の落とし穴 かつては、銀行にお金を預けておけば安心という風潮がありました。銀行預金は元本が保証され、預けたお金が減る心配がないと考えられていたからです。しかし、近年では、世界的な金融危機や銀行の経営破綻といった事態も発生しており、銀行預金といえども、絶対的な安全性が保証されているわけではないという現実が浮き彫りになっています。 日本では、預金保険制度によって、万が一、預金先の金融機関が破綻した場合でも、預金者一人当たり、1つの金融機関につき1,000万円までの元本と利息が保護されることになっています。しかし、これはあくまで上限額であり、1,000万円を超える部分については保護の対象外となります。例えば、2,000万円を預けていた場合、残りの1,000万円については、その後の返済状況によっては戻ってこない可能性もあるということです。 また、外貨預金や投資信託など、銀行で取り扱っている金融商品の中には、預金保険の対象外となるものもあります。銀行でお金を預ける際には、預金保険制度の対象となるかどうか、対象となる場合はその範囲はどこまでなのかをしっかりと確認しておくことが重要です。 銀行預金は、生活資金を安全に保管しておく手段としては有効ですが、過度に依存することはリスクも伴います。預金以外の資産運用も検討するなど、分散投資を心がけることが大切です。
元本保証商品の注意点

{元本保証という言葉は魅力的ですが、資金を投じる前に、その商品の仕組みや注意点について正しく理解しておくことが重要です。 元本保証商品は、確かに投資元本が保証されているという安心感があります。しかし、「元本保証=絶対に損をしない」と安易に考えてはいけません。運用期間や中途解約などの条件によっては、期待通りの結果を得られない可能性もあります。 特に注意が必要なのは中途解約です。元本保証商品の中には、契約期間中に解約すると、元本割れが生じる可能性があるものも存在します。これは、運用状況によっては、当初予定していた利益を確保できない場合があるためです。 金融商品は、高いリターンを期待できるものほど、その分リスクも高くなるのが一般的です。元本保証商品は、比較的リスクが低い一方で、得られるリターンも限られています。 投資を行う際には、目先の言葉に惑わされず、リスクとリターンのバランス、自身の投資目的や許容できるリスクの範囲などを考慮し、慎重に判断することが大切です。
