
知っておきたい「高度障害状態」と保険
- 高度障害状態とは
高度障害状態とは、病気や怪我によって日常生活に大きな支障が生じ、特別なサポートなしでは生活が困難になる状態を指します。
具体的には、次のような状態が例として挙げられます。
* -視覚や聴覚、言語機能の喪失- 両目の視力を完全に失ったり、耳が聞こえなくなったり、言葉を話すことができなくなるなど、感覚器官やコミュニケーションに重大な障害が残る状態。
* -身体機能の著しい制限- 手足の麻痺により、食事や着替え、トイレなどの基本的な動作で常時介護が必要となる状態。
* -精神機能の著しい障害- 認知機能や記憶力、判断力などが低下し、日常生活を送る上で常に支援が必要となる状態。
高度障害状態に該当するかどうかは、その原因や程度、具体的な症状によって判断されます。医師による診断書や、場合によっては保険会社の審査などを経て、最終的な認定が下されます。
高度障害状態と認定されると、公的な支援制度の利用や、生命保険や医療保険などの保険金・給付金の受け取りが可能になる場合があります。