
住宅保険の基礎知識:非耐火構造とは?
- 住宅保険と建物の構造
家を買うということは、人生で最も大きな買い物の一つと言えるでしょう。そして、その大切な家を火災や風災などの予期せぬ災害から守るために、住宅保険は欠かせないものです。しかし、いざ住宅保険を選ぼうとした時、建物の構造によって保険料が大きく変わることをご存知でしょうか?
住宅保険における建物の構造とは、火災に対する強さを示すものです。大きく分けて、鉄筋コンクリート造、鉄骨造、木造の3つに分類され、一般的に、火災に強いとされる構造ほど保険料は安くなる傾向にあります。
鉄筋コンクリート造は、鉄筋とコンクリートを組み合わせた構造で、火災に強く、頑丈であることが特徴です。そのため、保険料は最も安くなる傾向にあります。一方、木造は、日本で最も一般的な構造ですが、火災に弱いため、保険料は高くなる傾向にあります。
ご自身の家がどの構造に該当するのかは、不動産の売買契約書や建築確認申請書などで確認することができます。構造によって保険料が大きく変わるため、住宅保険を選ぶ際には、ご自身の家の構造をしっかりと把握しておくことが重要です。そして、それぞれの構造に合わせた補償内容や保険料を比較検討し、自分に最適な住宅保険を選びましょう。