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医療保険

知っておきたい保険の基礎知識:1入院とは?

医療保険に加入する際、「1入院」という言葉を耳にすることがあるでしょう。これは、医療保険の保険金を計算する上で非常に重要な概念です。医療保険における「1入院」とは、病気や怪我のために医療機関に入院し、退院するまでの一連の期間を指します。つまり、途中で外泊や一時帰宅をした場合でも、同じ病気や怪我による入院であれば「1入院」とみなされます。 では、一度退院した後、再び同じ病気や怪我で入院する場合はどうなるのでしょうか? この場合、多くの保険会社では、前回の退院日から180日以内であれば、最初の入院と合わせて「1入院」として取り扱うというルールを設けています。例えば、骨折で入院し、いったん退院したものの、その骨折が原因で100日後に再入院となった場合、最初の入院と合わせて「1入院」とカウントされることになります。 しかし、180日を超えて再入院した場合や、全く別の病気や怪我で入院した場合は、「2入院目」となり、改めて保険金の支払い対象となります。このように、「1入院」の定義は医療保険によって異なる場合があり、保険金の支払いにも影響を与える可能性があるため、事前にしっかりと確認しておくことが大切です。