
知っておきたい「上皮内新生物」とがん保険の関係
- 上皮内新生物とは
私たちの体では、常に細胞が新しく生まれ変わっています。この細胞の生まれ変わりが乱れることで、「がん」と呼ばれる病気になります。
「上皮内新生物」は、-がんの一種-ですが、まだ初期の段階であるとされています。
私たちの体の表面や、胃や腸などの臓器の内側を覆っている「上皮細胞」と呼ばれる細胞があります。この上皮細胞に異常が生じ、がん細胞が発生している状態を「上皮内新生物」と呼びます。
上皮細胞の下には「基底膜」と呼ばれる膜があり、この膜より奥にがん細胞が入り込んでいない状態であるため、転移の可能性が低いと考えられています。
つまり、「上皮内新生物」とは、がん細胞がまだ初期段階で、体の奥深くまで進行していない状態といえます。そのため、「上皮内がん」と呼ばれることもあります。
しかし、放置すると進行して「がん」へと移行する可能性もあるため、注意が必要です。