
けん引車ってどんな車?保険加入はできるの?
- けん引車とは
けん引車とは、他の車両を連結して牽引することを主な目的とする車両のことです。 車検証の「車体の形状」欄に、「トラクタ」「ボンネット(トラクタ)」「キャブオーバ(トラクタ)」「バン(トラクタ)」「コンテナ専用車(トラクタ)」と記載されている貨物車が該当します。
一般的には、トレーラー部分を連結して荷物を運搬する大型トラックをイメージする方が多いでしょう。 荷台部分が独立していないことが特徴で、運転席とエンジンルームがある部分だけが「けん引車」となり、荷物を積載する部分は「トレーラー」と呼ばれます。
けん引車とトレーラーは、連結することで初めてその機能を発揮します。トレーラーには荷台だけのものだけでなく、タンクや海上コンテナなどを運搬するための特殊なものも存在します。
けん引車は、道路運送車両法において「被牽引自動車を牽引するため構造上及び装置上特に設計された貨物自動車」と定義されています。 大型の貨物を効率的に運搬するために欠かせない存在であり、物流業界において重要な役割を担っています。