
リース車両の強い味方!LAPってどんな保険?
- リース車両に潜むリスク
近年、自動車を手に入れる手段として、従来の一括購入やローンに加えて、リース契約を選ぶ方が増えています。リース契約は、車両の所有権はリース会社にあり、利用者は毎月のリース料を支払うことで車を利用できるという仕組みです。一見、手軽でお得な方法に思えるリース契約ですが、実は購入とは異なる特有のリスクが潜んでいます。
そのリスクの一つが、事故や災害などで車が全損してしまった場合に発生する可能性のある中途解約による違約金です。リース契約は、あらかじめ決められた期間、リース会社から車を借りるという契約であるため、契約期間中に解約する場合には違約金が発生するのが一般的です。通常の使用による経年劣化であれば、リース期間満了後に車を返却すれば問題ありません。しかし、もしも車の盗難や事故、災害などによって車が全損してしまった場合、リース期間が残っていても契約が中途解約となり、多額の違約金を請求されてしまう可能性があります。
リース車両は、あくまでも借りている車であることを忘れてはなりません。万が一の事態に備え、リース契約を結ぶ際には、契約内容や違約金の発生条件などをしっかりと確認しておくことが大切です。また、このようなリスクを回避するために、リース車両専用の保険に加入するなど、適切な対策を検討することも重要と言えるでしょう。