
保険料はどう決まる?情報交換制度で公平性を
- 自動車保険とノンフリート等級
自動車保険は、万が一の事故に備える大切なものです。しかし、保険料が高額になりがちで、家計を圧迫するという声も少なくありません。そこで、自動車保険を選ぶ際には、自分に合った保険料プランであるかどうかをしっかりと見極めることが重要になります。
自動車保険料の算出には、過去の事故歴が大きく影響します。事故を起こさずに安全運転を続けているドライバーに対しては保険料が割引かれ、反対に事故が多いドライバーには割増される仕組みになっています。この割引・割増の制度を「ノンフリート等級別料率制度」と呼びます。
ノンフリート等級は、加入者一人ひとりに設定され、事故の有無や回数に応じて毎年更新されます。事故を起こさずに1年間経過すると等級が1段階上がり、保険料が割引されます。反対に、事故を起こすと等級が下がり、保険料が割増になります。安全運転を継続することで、保険料を安く抑えられるというわけです。
自動車保険を選ぶ際には、ノンフリート等級の仕組みを理解した上で、過去の運転歴や保険料などを比較検討し、最適なプランを選びましょう。